こんにちは。
お久しぶりです。今回は超重要なミネラル:マグネシウムについてです。
皆さんはマグネシウムについてどこまで知っていますか?おそらく名前は聞いたことはあるかと思います。実はマグネシウムは体にとって(特に筋トレ)すごく重要なミネラルです。
今回はこのマグネシウムについて紐解いていきたいと思います。
マグネシウムとは
と厚生労働省のホームページにて紹介されています。
とあるようにマグネシウムは筋肉にとって欠かせない存在です。ではマグネシウムは筋トレにおいてどのような役割があるのか紐解いていきます。
筋収縮と神経伝達の調節
マグネシウムは筋肉の収縮と神経伝達を調節するために必要です。筋肉の収縮には、カルシウムとマグネシウムのバランスが重要であり、マグネシウムはカルシウムの働きを調節し、筋肉の正常な収縮を促進します。また、神経伝達においても、マグネシウムは神経伝達物質の放出と受容を調節する役割を果たしています。
エネルギー代謝のサポート
筋トレ中には、高いエネルギーが要求されます。マグネシウムは、糖代謝や脂肪酸代謝に関与し、エネルギー産生をサポートします。また、マグネシウムはATP(アデノシン三リン酸)の合成にも必要であり、筋肉の収縮に不可欠なエネルギー供給源です。
筋肉の機能と回復
筋肉の収縮やリラックス、筋肉の修復と再生には、マグネシウムが必要です。マグネシウムはタンパク質合成やDNA合成をサポートし、筋肉の修復と再生を促進します。また、マグネシウムは抗酸化作用も持っており、酸化ストレスから筋肉を守る役割も果たします。
筋肉の緊張緩和
筋トレや運動の後には、筋肉の緊張や痙攣が起こることがあります。マグネシウムは筋肉の緊張を緩和する効果があり、筋肉のリラックスを促進します。特に、マグネシウムはカルシウムとのバランスを保つことで筋肉の正常な緊張と緩和を調整します。
骨の健康
マグネシウムは骨の健康にも重要な役割を果たします。筋トレにおいては、骨への負荷が増えることがありますが、マグネシウムは骨の形成やカルシウムの吸収を促進することで、骨密度を維持し、骨の健康をサポートします。
筋肉のパフォーマンス向上
マグネシウムの適切な摂取は、筋肉のパフォーマンス向上にも関与します。マグネシウムの不足は筋肉の疲労やパフォーマンス低下を引き起こす可能性があります。適切なマグネシウム摂取により、筋力の向上や持久力の向上、筋肉の疲労回復の改善などが期待できます。
おすすめのマグネシウムを含んだ食品
マグネシウムを多く含んだおすすめの食品を紹介します。また成人におけるマグネシウムの1日あたりの必要量を以下に記載します。
ひまわりの種
ひまわりの種はマグネシウムの豊富な食品の一つです。100gあたりで約325mgのマグネシウムが含まれています。スナックとして手軽に摂取することができます。
アーモンド
アーモンドもマグネシウムが豊富なナッツの一つです。100gあたりで約270mgのマグネシウムが含まれています。スナックやサラダに加えるなどして摂取することができます。
ほうれん草
ほうれん草は緑黄色野菜の中でもマグネシウムが多く含まれています。100gあたりで約79mgのマグネシウムが含まれています。サラダやスムージー、炒め物などに利用することができます。
大豆
大豆製品はマグネシウムを豊富に含んでいます。豆腐や納豆、豆乳などが代表的な大豆製品です。100gあたりで約86mgのマグネシウムが含まれています。
バナナ
バナナもマグネシウムが含まれている果物です。中くらいのサイズのバナナ一本には約37mgのマグネシウムが含まれています。朝食やスムージーの材料として摂取することができます。
まとめ
- マグネシウムは筋肉の収縮と神経伝達を調節するために必要
- 糖代謝や脂肪酸代謝に関与
- タンパク質合成やDNA合成をサポートし、筋肉の修復と再生を促進します。
- 骨の形成やカルシウムの吸収を促進することで、骨密度を維持し、骨の健康をサポートします。
- マグネシウムの不足は筋肉の疲労やパフォーマンス低下を引き起こす可能性があります。
はい、いかがでしたか?マグネシウムが体にとっていかに重要かお分かりいただけたのではないでしょうか。皆様も適切にマグネシウムを摂取して良い筋トレライフを送ってくださいな。それでは!